詳しい歴史

バグパイプがスコットランド(イギリス)に伝わったのは紀元500年頃で、伝わった時のバグパイプの形は大変古く、古代エジプト時代までさかのぼることができます。スコットランドの人は、この楽器をハイランドゲームや結婚式などに使いました。また、戦争にも使われたことがあります。バグパイプがなぜ戦争で使われていたのでしょうか。それは、バグパイプには、ものすごい威力があるからです。すさまじい音で敵にすごい影響を与え、中にはその音の大きさの影響で逃げたりするものもいたといわれています。バグパイプは、兵隊さんを応援する楽器ともいえます。
スリランカにもバグパイプを吹く人がいます。なぜ、スリランカにバグパイプがあるのでしょうか。それは、スリランカとイギリスは深い関係があったからです。スリランカは、ポルトガル、オランダ、イギリスの植民地とされてきました。その中のイギリスが、1796年、オランダをスリランカからおいだして、スリランカを植民地としてしまいました。その時、バグパイプがスリランカに伝わったとぼくは思います。今のバグパイプは、パレードや結婚式、お葬式などに使われています。
バグパイプがスコットランドに伝わった時の形は、ドローンが一本だけでした。それから次第に形を変えながら今のバグパイプのような形になりました。