授業の様子

 コロンボ日本人学校の教育は,基本的には日本の教育課程に基づいて行われていますが,海外にあるということをいかし,特色のある授業が行われています。ここでは,そのいくつかを紹介します。



英会話(EC)

英会話の授業です。コロンボ日本人学校では,小学部1年生から中学部2年生まで,週2時間(月曜日と土曜日)英会話の授業があります。英語のレベルごとにクラス分けをし,3人の先生が担当しています。ゲームや歌などを取り入れた楽しい授業です。
「EC」とは「イングリッシュ カンバセーション:英会話」の頭文字をとったものです。


課題学習

土曜日の3校時目にある課題学習です。子どもたちが,自分の学習したい教科と学習する内容(課題)をきめ,その教科の担当の先生に教えてもらいます。少人数制ですので,わからないところを十分に教えてもらうことができます。


水泳学習

スリランカは常夏の国です。その気候をいかして,毎週木曜日に水泳の授業があります。学校にはプールがないので,近くの学校のプールをかりて授業を行っています。学期の終わりには,練習した種目のタイム測定と距離測定を行います。距離測定では,30分間で千メートル以上泳ぐ子もたくさんいます。


グラウンド体育

日本人学校にはバレーボール一面ほどの校庭しかありません。そこで,週に1時間(火曜日),近くのグラウンド(クリケットグラウンドやラグビーグラウンドなど)までバスで移動し、全校生で汗を流してきます。子どもたちは,普段元気に走り回れないぶん、グラウンド体育では広々としたグラウンドで思い切り走り回っています。

プラシナタイム
(総合的な学習の時間)


毎週水曜日,60分のわくをとって行っているのがプラシナタイムです。今までの授業の枠を越え,自由な発想で行われています。
「プラシナ」とは、スリランカの言葉(シンハラ語)で「問題」「課題」「質問」という意味です。各自が自分独自の課題を持ち、自主的に学習を進めています。


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