学 校 の 概 要
学校正式名 現 地 名 設 立 設置・運営 学校所在地 電話番号 ファックス |
コロンボ日本人学校 JAPANESE SCHOOL IN COLOMBO 昭和41年(1966年)9月2日 コロンボ日本人会・学校運営委員会 NO.4 LAKE DRIVE , SRI JAYAWARDANAPURA MAWATHA, COLOMBO.8 SRI LANKA +94−11−2669620 +94−11−2669621 jscol@sltnet.lk |
本校は,スリランカ最大の都市コロンボから10qほど離れたところにある首都,スリジャヤワルダナプラコッテに向かう幹線道路の途中に位置し,周囲は建物も少なく比較的広々とした環境にあります。 スリランカ日本人会の長年の悲願であった自前の校舎が完成し,平成14年4月から新校舎での教育活動を始めています。また,車で10分程度の地域には日本国大使館があり,その周辺は,日本人住宅の多くが集まる地区でもあります。しかし,現地の住宅や交通事情もあり,学校近辺のマンションに住居を移す人が増えてきています。 児童・生徒の在籍は,20人前後を維持し,この数を境に増減を繰り返してきています。児童・生徒の登下校には,安全確保を図るため,保護者の希望によりバス運営委員会のもと2台のスクールバスを運行しています。 教育課程は日本の基準を基にしていますが,在外教育施設という特性から,基礎教科に重点を置きつつも,他の教科を含め,弾力的な編成を行っています。全学年に週3時間の英会話の授業と,年間を通した水泳指導を取り入れています。 本校の誇る大きな特徴として,子ども達のつながりをあげることができます。小学部1年から中学部3年までの児童・生徒がやさしく,そして思いやりのある人間関係を構築しています。 日々の教科指導では,自ら学ぶ力の育成という観点から,子どもの個性や能力に応じた指導を重視し,基礎・基本の定着を図るとともに,子どもの興味関心を高めながら,思考力・表現力を伸ばす教育活動を展開しています。 国際理解・現地理解を基盤とした総合的な学習の時間では,スリランカの文化に触れることを重視し,現地講師を招いての舞踊に取り組んでいます。 特別活動では,児童・生徒会の活動や委員会活動を通して,互いに認め合い,教えあう態度を培っています。 また,現地理解教育の一環として,現地校との交流にも力を入れていますが,宗教・民族・生活文化の違い等の問題があり,社会情勢も不確定な部分があることなど,配慮すべきことが多くあります。そのため,事前の打ち合わせを念入りにし,各教科・領域の時間をリンクする形での総合学習の充実を図っています。 交流体験のみならず宿泊学習等の体験的活動から得るものは大きく,国際的センスのある日本人の育成を目指しています。 |
校章デザイン 佐久間 敏夫
創立三十周年を記念して校章が制定されました。 |
〔図案について〕 |
コロンボ日本人学校は、スリランカという自然に恵まれた国にあり、小学部と中学部と教師が協力し合いながら素晴らしい学校生活を送っています。中央左側の3人がそれを表しています。
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縦に並んでいるJSCはJAPANESE SCHOOL IN COLOMBOの頭文字です。Jは、スリランカの澄んだ青空の青色で染めました。Sは熱い太陽の赤色、Cは恵みの大地の緑色で
染めました。 この色はまた、児童・生徒・教師のさわやかさと情熱とやさしさの象徴としての色でもあります。 椰子と太陽は、父母や日本人会のみなさま、つまり学校を取り巻く環境を意味しています。椰子は強すぎる日差しから子ども達を守ってくれます。喉が渇けば水分も補給できます。太陽は自然の恵みの根源です。 |
こうした学校を取り巻く環境に温かく見守られながら、この学校がますます発展していってほしいという願いのもとに描きました。 校章旗の方は、布地にはスリランカの伝統工芸であるバティックの技法を生かし、シルクスクリーンの鮮やかな色彩で作成されています。 |