スリランカの遊び

              
                                             
         
      クリケット                         スリランカでもっとも人気のあるスポーツは「クリケット」です。クリケットは野球に似たスポーツですが、ルールややり方がずいぶん違います。スリランカの人は、大人も子どもも関係なく、クリケットを楽しんでいます。道ばたでもクリケットをして遊んでいます。公園などは、クリケットを楽しむ人たちでいっぱいになってしまいます。
 テレビでも毎日のようにクリケットの試合が放送されています。どの家にもテレビがあるわけではないので、電気屋さんのテレビの前は、いつも人でいっぱいです。
         







 右の写真がクリケットの道具です。バットは野球のバットより短く、平べったい形をしています。クリケットは野球と違って360度どこに打ってもかまいません。玉は野球のボールくらいです。








                



 コロンボに住む人たちの憩いの場ゴールフェイスグリーン公園は、日曜になるとクリケットを楽しむ人たちでいっぱいになります。
 



スリランカの話あれこれ」にある「クリケットの話」





 
   
キャロン
 スリランカの遊びのひとつに、「キャロン」があります。 基本的には、ビリヤードとおはじきを足して二で割ったようなゲームです。簡単だけど意外に、「戦略」が大切になるという楽しいゲームです。









                       

 人数は、2人から4人で行います。4人で行う場合は、2チームに分かれ味方同士が対面になるようにします。やり方は、オレンジ色の打ち玉を領域内から自分の持ち玉に当て、4角の穴に入れていきます。自分が打ち出す領域は、自分サイドの赤丸から赤丸の間です。おはじきをはじく要領ではじきますが、スリランカの人は中指を使います。持ち玉は先攻チームは白の玉、後攻チームは黒の玉になります。持ち玉が穴に入ったら続けてプレーできます。残りが3つ以下になったら真ん中にある赤玉を穴に入れ、続けて持ち玉を入れます。もし、続けて入らなかったら、入った赤玉を板の真ん中に戻します。先に全部の玉を入れたチームが勝ちです。白熱するのは、赤玉とお互いの持ち玉が一つずつ残った時です。




担当 : 北村 愛

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